【Apple製品の買い方】初心者がiPadProやiPadAirを買ってはいけない理由


種類がとても多く購入に迷うiPadについての考え方をまとめてみたので参考にして欲しい。

iPadシリーズ全種類を比較

現在販売されているiPadの数は過去史上最多で『iPadPro』『iPadAir』『iPad』『iPadmini』が存在する。

iPadminiの立ち位置は比較的特殊だが、それを除けば一番人気なのが標準の『iPad』だ。物理ボタンが前面に設置されており見た目は前時代的だが、税込3万円代で購入出来るお手軽さから莫大な人気を博している。

iPadProやiPadAirは最新世代の製品でアップルペンシル第二世代が使えたり、USB-C端子を採用しており高機能化と低価格帯製品との差別化が行われている。しかし、予算に限りがある人や絶対に譲れない理由が無い人はこういう高価格iPadを買わない事をお勧めしている。今回はここを中心的にまとめて行く。

【結論】安価製品で十分


まず結論から述べてしまうと、初心者の人や周辺機器との連携が重要で無い人は『無印iPad』を選んでおけば問題ないだろう。この話題においての最重要情報は『iPadは値段の違いはあれど出来る事はほとんど一緒』ということである。

高価格製品であれば120Hzの滑らかな動画を楽しめたり、直感的で繊細な絵を描く事も出来るが、実際高価なiPadを買っても簡単な注釈や落書きしか描かない人が大半であるのが事実だ。恩恵を受けやすい専業絵師などはそれこそペンタブなどにすぐアップグレードしていくので問題は無いだろう。

つまりアウトプットの面ではいきなり高価格製品を買う程の理由は無く、インプットや娯楽面では更に理由が無くなっていく。スピーカーについては機種ごとに性能の差があるが、タブレット端末としてはどの機種も十分すぎる性能な上に、別に無線イヤホンや音響装置を使えば解決できる事なので気にする必要はないだろう。

日本で一番売れているのはiPad第8世代

現在家電量販店の公開している売上ランキングやネット上の口コミを確認する限り、一番人気なのは『無印iPad』だろう。何と言っても『iPad最安価格』の破壊力は絶大だ。

特にiPadを初めて買う初心者層はiPadを買って何をしたいかという事が明確に決まっていない事が多い。これはパソコンを含む情報通信機器全般に言える事だ。そこで買って後悔したくないという心のブレーキが働き、とりあえず安価な製品を買ってみて様子を見ようという結果になる。

これ自体は全く悪い風潮では無いし、実際正しい購買行動と言える。酷使と言えるほど使い倒さなければ不満は出てこない程完成度の高い製品だからだ。

簡易的にパソコンとしても使える

更にiPadは進化を続けており、新たな魅力として挙げられる様になったのが『パソコンの様に使える』という点だ。純正品や社外製のキーボードやマウスを接続すれば、軽量装備で文書作成もできてしまう。オフィスの編集やブログ更新も短時間であれば十分可能だ。

iPadProやiPadAirは純正品の高級キーボードが用意されており、MacBookと変わらない打鍵感で作業できてしまうが、3万円代の製品のため費用対効果は低い。数千円の社外品でも十分実用に耐えるので、その為に高価格iPadを用意する必要は全く無い。

ただ、Windowsやアンドロイドと比較するとiPadOSはファイル管理の効率が大きく劣るので、パソコンの代替品として検討する事は避けたい。長時間の作業には向いていない。

持ち運びにiPad miniもおすすめ


ここまで高価格製品の購入を否定して安価な機種を買う事を勧めてきたが、一旦切り離して考え無ければならないのがiPadminiである。

iPadminiは約5万円からと最安製品では無いが、片手でしっかり保持できるほどの大きさで外出時でも扱いやすい。MacBookを持ってはいるが使いにくい場面でもさっと取り出して情報収集ができるので外で使う事を想定している人は調べてみて欲しい。

まとめ


iPadは携帯電話と一部用途がかぶるのでうまく使いこなせない人もいるが、動画視聴の迫力や没入感は素晴らしいし、その気になれば画像編集や動画編集も出来る簡易的な創作活動にもお勧めだ。

仕事で本気になって使い倒すほどで無ければ高いお金をかけずともiPadを不満なく使えるので検討してみて欲しい。
都樹れいや

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