アップルウォッチの様なスマートウォッチに興味があっても何が出来るのかやどんな機種が販売されているのか分からず敬遠しているという人も居るのではないのだろうか。今回は販売されている機種をまとめてみたので参考にして欲しい。
三機種が販売中(令和3年3月14日現在)
現在シャオミが日本国内で販売しているスマートウォッチは三機種ある。一つはバンド型の『Miスマートバンド5』、スクエア型の『Miウォッチライト』、丸型の『Miウォッチ』がある。
それぞれ値段や形状が異なるのは当然だが特徴も大きく異なる。現在筆者が使っているのはバンド型の『Miスマートバンド4』で電池持ちに全く不満は無いが単体で使うには画面が小さい。丁度買い替えを考え始めた時に彗星の如く現れた金食い虫の卵がこの三機種だ。
電池に悩まなくて済む安定感『Miスマートバンド5』
腕時計というよりスポーツバンドに近い立ち位置なのがこの機種だ。ビジネス的な場面では使いにくい設計ではあるが無駄に多機能で無く順当な腕時計としては良い様な気がする。50メートルまで耐える防水機能と常時心拍数測定機能、睡眠状態測定機能を備える。
前機種のMiスマートバンド4を1年半使った感じとして半月は普通に使用しても充電する必要はない。画面が小さく簡潔だが悪い言い方をすれば情報量が少ない。スマートウォッチは携帯電話に比べて操作する時間が少ないのでストレスになる事は無いがスマートウォッチに慣れてしまうと物足り無くなる。
この機種を語るに当たってスマートウォッチ初心者の人に迷いなくお勧めできるのが大きいと思う。あまりに多機能だと電池がすぐに減るし使いこなせないのでまずはこのような機種を買って慣れてからステップアップした方が良いだろう。
安いのに高品質な筐体を実現『Miウォッチライト』
最初に知った時衝撃を受けたのが『Miウォッチライト』だ。四角くて全く安っぽさを感じさせない質感の筐体でありながら5気圧防水、1.4インチのカラー画面を備えスマートウォッチの中では豊富な120種類以上の待ち受け画面と絵文字を搭載する。
電池持ちは最大9日間と短いが、アップルウォッチと比べて長時間持つので致命傷にはならないだろう。広告や評論媒体を見ているとユーザーインターフェイスの設計に未熟なところがある様にも見えるが常用する機能を選定してカスタマイズすれば迷うことは無くなるだろう。
腕時計らしい外観に素晴らしい操作性『Miウォッチ』
実は筆者が一番気になって購入を検討しているのがこの『Miウォッチ』だったりする。元々腕時計の印象といえばこの製品の様な丸い形状でぱっと見スマートウォッチに見えないものだった。しかし現在は世界的に主流のアップルウォッチがスクエア形状を採用したのでスクエア形状でも良いやという気持ちが芽生えていた。
しかし検討を重ねて調査していくうちに『久しぶりにお財布事情を考えても丁度良い感じの商品に出会えた様な気がする』となったのがこの機種だ。外観が気に入ったのは当然だが他にも良い意味で気になった所が有る。
まず公式では16日間、『ロングバッテリーモード』では22日間電池が持続すると説明されている。位置情報測定など電力の高い機能を無効化すればもう少し伸びるかもしれない。これだけの大画面と情報量で半月も持てば十分だ。
更に特筆すべきは117種類もの膨大な運動測定機能を備えているという点だ。水泳やヨガなど自分とは馴染みの薄い機能からランニングやハイキングなど『これが無い』という意見を全速力で塞ぎにきた様な豊富さだ。
電池持ちは絶対に悪くなるがちょっと羨ましいと思ったのが『常時画面点灯機能』だ。アップルウォッチにはすでに搭載されているが、くるっと手首を回転させることなく時間を確認できるのは意外と便利だ。現在使っているMiスマートバンド4は反応が少し悪いと感じることが多い上に周りから『時間を気にしているのか』と思われるのでは無いかと心配なので試してみたい気持ちもある。
Miウォッチはバンド型より情報量が多く三機種の中で一番値段が高い分最新技術がふんだんに搭載されていて気になっている。スイカや非接触決済には対応していないのでそれらを搭載する他の機種にも目移りするが自分は前向きに検討したい。
まとめ
スマートウォッチは当初世間から注目されていた程あらゆる機能を搭載している訳でも無くほとんどの人はその全ての機能を使いこなせていないだろう。それよりも個人的には電池持ちの方が遥かに気になった。
とはいえど既に今使っているMiスマートバンド4は一年半経過しており電池がへたってしまう前に買い替えたい。音声アシスタントや撮影操作など試したい機能は他にもあるのでこれからも情報を追いかけて試したい。