米国の登録者数1600万人越えYouTuber、MKBHDが携帯電話の投票式撮影性能評価を実施


米国のユーチューバー「マーカス・ブラウンリー(マーケス・ブラウンリーとも、以下MKBHDと表記)」は、チャンネル登録者数1600万人越えの超大物YouTuberだ。彼は最近、令和4年に発売された携帯電話について、視聴者投票方式の撮影性能評価企画を実施した。

英語が分からない自分なりに一応MKBHDの動画は視聴してみているが、日本にずっと居ても分からない米国の最新の技術情勢や生活環境について知る事が出来るので、他の動画投稿者の方々と共に重宝している情報源である。チャンネル登録者数1600万人越えというとてつもない数の人々に見られている動画投稿者なので、十分信頼出来るだろうと踏んでいる。

投票について

MKBHDはこの為に独自の投票システムを構築したとのこと。約60万人の人々が約2000万回投票を行った。どの写真がどの機種なのかは分からない状態にされていた。専用サイトを訪問すれば誰でも投票できた様だが、日本国内から投票活動に参加できたかは確認できなかった。

投票結果

今年の投票で輝かしい一位の座を勝ち取ったのは、グーグルのピクセル6aだった。二位は同じくグーグルのピクセル7プロ、三位はエイスースのゼンフォン9だった。これまでグーグル純正携帯電話について、カメラ部分の形状が独特だとは思っていたが、撮影性能が特段強みだとは認識していなかった。今回の結果を見るに、これは相当期待できそうだ。

なお評価が一番悪かったのは、ソニーエクスペリア1Ⅳだった。日本企業の携帯電話がこれだけ没落してしまうとかなり悲しい。ソニーは自動車業界と並んで日本経済を担う大企業であり、デジタル変革(DX)でコンテンツで儲ける企業になったとは言えどこの結果については残念だとしか言う事が出来ない。

視聴者が選んだ指標の価値

主観でこれだけの人が選んだ情報はかなり貴重な物である。特に一応自分も当てはまる情報発信をする人間にとって、いかに人の目から見て綺麗な写真が撮れるかどうかは、サイトの集客と魅力向上に直結してくるからだ。その為にEOS RPを買おうとも考えていたが、ピクセル6aが最高評価を得たと言うのであればかなりの朗報だ。

心底複雑な心境

遅くとも今年の11月15日までには、次に買う携帯電話はグーグルのピクセル6aにしようとは考えていた。それまでは単純に外観が5の方が好みだったのであえてそちらの方を買おうかと考えていたくらいだ。それは単純に撮影性能や評判をよく知らないからそう言うふうに考えてしまっていたのだ。

なのでピクセル6aとは別にキャノンのEOS RPを買おうかと考えていたのだ。しかし携帯電話でその役割が担えるのであれば大変助かる。グーグルが下取りサービスを開始したので金銭的負担もだいぶ少なくなる。今回のMKBHDの企画は自分にとっても大きな収穫だった。

しかし、日本企業の携帯電話がここまで墜落してしまうとは本当に悲しい。折り畳みスマホや折り畳みタブレットが注目されており、金銭面が許すならばVRヘッドセット(PICO4)も買いたい気持ちだが、それらの分野でも日本企業が出遅れない様に世界の趨勢をしっかりと追いかけて欲しい。そんな事を痛感した動画でもあった。


都樹れいや

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