高速道路の渋滞は不利益にしかならない
もしかしたら対処するのが面倒くさくなって見て見ぬふりをしている人もいるかもしれない。しかし、シティーズ・スカイラインズにおいて高速道路(一般道も同じ)の渋滞は命取りになる。
このゲームの仕様で頭を悩ませるのは、病院や消防、警察などが保有する緊急車両が、何故かとても離れた基地からやって来る事が多い問題だ。
近くの施設に余裕が無い場合ならまだしも、近くの施設の対応が可能な場合でもかなり離れた基地が対応を請け負うことがある。
緊急要請を受け対応を請け負う基地を決定する場合、(MOD無しの場合おそらく管轄という概念は存在しない。警察であれば近くを巡回中の車両が無差別的に対応する。)それぞれの基地から現場までの所要時間と、その基地が対応可能か否かが加味される。
その所要時間の計算方法は《距離×道路の最高速度》という式で求められる。
ここで、『高速道路を使えばそれほど時間がかからず到達可能』という結論に至ればその地域の基地に出動要請が出るわけだが、《高速道路の渋滞状況は一切考慮されない》という点が重要だ。
昔高速道路の出入口や分岐が多すぎて、3タイル先まで渋滞が伸びていた記憶がある。そこまで渋滞が悪化してしまえば、『経済における血管』『命の道』としての役割が果たせなくなってしまう。
前置きが長くなってしまったが、渋滞を防ぐために考えた《3つの対策法》を記しておく。
【番外編】混雑し易い一般的なダイヤモンド型
基本的なこの形は特に渋滞対策にならないので番外編として掲載しておくが、写真にあるような小さな空間でも設置できる出入口を『ダイヤモンド型』と呼ぶ。
特に高度な技術も広大な空間も必要無いので簡単だが、覚えておきたい欠点は《出入口が非常に混雑し易い》という点だ。
高速道路に進入しようとする車と出て来る車が1本の道路に集中するので大変混雑する。道幅を広くしたところで問題の先送りにしかならないので、ここを踏まえて改良していくことにする。
【1個目】一方向型
渋滞するならそもそも利用できる車の量を減らして流れを早くすればいい...。そこで非常に簡単な解決方法が《1方向でしか出入りできない出入口》だ。
現実世界の都市高速道路でも多く採用されており、ダイヤモンド型に比べて利用できる車の数が理論上半分になるので非常に混雑しにくい。更により小さい空間にも設置でき、本線の流れも速くなるので一般道の交通量を分散させることが出来る。交通量に合わせて設置方向を変えるのがおススメだ。
欠点は、一方向のみしか利用できないので反対方向に行こうとする車両は使えない点だ。この出入口を設置しても《渋滞対策になる》のと《設置効果が低くなる》ことは一心同体なのでどうしようもない。
今回は渋滞対策になるので紹介したが大量には使いたくない印象だ。
【2個目】方向分離式ダイヤモンド型
一般的なダイヤモンド型は高速道路と接続する一般道が渋滞し易いがこの型の特徴を一言で説明すれば、《目的地の方向によって車両の流れを分離しよう》という考え方だ。
その分車両の移動距離が長くなってしまう上に設置する空間も大きくなってしまうが、車両の流れが速くなるのでおススメだ。
【3個目】トランペット型
写真は都市高速と郊外の高速道路との接続 |
都市高速ではなく郊外の高速道路でよく見られる型だ。広大な空間を要する代わりに双方向での利用も可能、出口も一か所に集約出来るのでかなり渋滞を抑えられる。
ただし現実世界でこの型は郊外で多く見る様に、トランペット部分の設置に広い空間が必要なので都市内での設置は難しい。写真の様に都市高速と郊外の高速道路の接続部分や、都市高速でも中心部から離れた所に用いる方がよさそうだ。
まとめ【今後も情報を追加予定】
今回は3個の型をご紹介したが、他にも日本国内では珍しかったり存在していないような出入口も存在する。情報はどんどん追加・更新していく予定なので楽しみにして欲しい。
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