「機動執筆装備」なるものの運用開始についてのお知らせ兼備忘録 #随筆006


ウェブサイトやブログを更新するのにはノートパソコンを使っている。最近はニュースで、今どきの一部の大学生は、大学のレポートも携帯電話で執筆を完結させていると報じられていた。それは身軽で良さげだけれど、携帯のフリック入力で長時間文章を書くのはなんだか大変そうだ。あとパソコンを使ったほうが、大画面だから資料を見ながら文章を書いたりできる。パソコンの方が自分にはやっぱりあっているよなと、そのニュースを見た時から思っていた。

しかしそう言ってみてもだ、いつも毎日パソコンをリュックサック(あるいはかばん)に入れて持ち歩くのは、なかなか負担は大きい。しかしそれは、来年大学に進学したら毎日パソコンを大学に持っていって、家と大学を往復するのが当たり前になるので、あまり気にしていなかったりする。

問題は今、持ち運んでいつも使っていた、M1搭載MacbookAirが故障してしまっている事だ。衝撃が大きくて、8月中にすぐに記事にしようとしたが未だに記事にできていない。出来るだけ早く記事にして記録しておきたい。

それはさておき、持ち運んで使っていたパソコンが壊れてしまったのは損失が大きすぎる。しかも運悪く、基盤も故障している事が分かり、修理費用が約3万円に跳ね上がってしまった。どうしよう。それが原因で修理見積もりすら出せていない。復旧する見通しは立っていない。本当に困った。

しかし、ありがたい事に8月に、某まとめサイトでこのウェブサイトの記事が取り上げられて、そのおかげでこのウェブサイトが収益化できるようになった。これは自分が努力してきたかいあってだと思うが、それ以上に読者の方が、このウェブサイトを訪れてくださっているからだ。本当に感謝している。だからこそ、記事更新の意欲を落としてはならないし、なんとかこの多忙な時期とノートパソコンの故障を乗り切らなければならないのだ。

しかも今の時期は、大学受験という人生の中でも大きな行事と重なっているのと同時に、音声配信界隈が爆発的に勃興する直前の時期にさしあたっている。ツイッターが、音声配信(いわゆるポッドキャスト、以下音声配信と統一して呼称する)に対応すると公言している。ユーチューブも公式にはそのような声明を発表していないが、なにやら準備をしていると報じられている。

自分は音声配信が将来爆発的に盛り上がると、令和2年8月に予想した。実際世間では、令和3年は「音声配信元年」であると言われている。まだ主要な媒体の地位にあるとはとても言えないが、ツイッターとユーチューブが公式に対応してきたら、その影響力と破壊力はとんでもないだろう。

しかし困った事に、自分は台本が無いと音声配信番組を録音できない。台本があってもつまってしまったり噛んでしまうのに、台本無しでいきなりいい感じに喋るなんてできない。それでも将来的にはそれが出来るようにならないといけない。そのためには数をこなすしか無いのだ。

更新する意欲を維持しないと、適切な数の台本は用意出来ない。実際、自分以外にも、多くの番組の更新が滞ってしまっている。ツイッターとユーチューブが公式に音声配信に対応したら状況が変わるだろうが、それは自分にとっても極めて困難な時代に突入する事になる。だから、音声配信が爆発的に規模を拡大する前の今の内に、他人よりも多く番組を製作しておきたいのだ。

そうは言っても、115,240円(実際には数万円は親に出して貰ったが)という大金を支払って手に入れた、頼みの綱のMacBookAirが故障してしまったのは大問題だ。そしてパソコンをわざわざ引っ張り出さなくても、外出先でも手軽にブログを更新したり、音声配信の現行を執筆できるようにしたい。そこで有力視しているのが、「機動執筆装備」なるものだ。

「機動執筆装備」とは?

元々は、端子類が沢山ついていて電池が数十分しか持たない、富士通の2013年製のパソコンを外で使えないがために編み出したものだ。用語自体は40分位前(令和4年10月14日14時13分頃)に考えたものだ。

どういうものかというと、基本となる概念は「タブレットとキーボードとマウスを持ち歩いて記事を執筆する」というものだ。今はタブレットとキーボードが分離しているが、サーフェスゴーや、iPadと純正キーボードの組み合わせと言ったものも想定している。というか、将来的にはそういったものに移行したい。

これがあれば、パソコンと比べて比較的荷物を軽く出来る。小さいかばんにも入りやすい。

現在の装備

現在は、2020年モデルの白いFireHD8に、お父さんが使っていた、黒いエレコムのブルートゥースキーボード、お父さんにコメリで買ってもらった黒いエレコムの、小さいブルートゥースマウス、それにダイソーで買ったスマホスタンドを組み合わせて使っている。

キーボードは今となっては型落ち品で使いにくいし、ダイソーのスタンドはめちゃくちゃ揺れるわでお世辞にも快適とは言えないが、ブラウザはパソコン表示だったので、グーグルブロガーはパソコンと遜色なく使えている。まあこれであれば大丈夫そうかなと言った感じだ。

意外な副産物

こんな装備で大丈夫かとも思ったが、アルバイトも出来ていないし、来年には一人暮らしをするから派手な出費は出来ない。そこでこの記念すべき記事から、初めてこの装備で、イオンモールのフードコートの端っこで執筆をしている。

二年前の夏休みに、ここで簿記の宿題をやったときから馴染みのある場所だ。しかし、空いているのに謎にすぐ隣の席に座ってくる人がいたりする。それでも恥ずかしがって作業を中断したりしていてはいけないと考えて、黙々と記事を書いている。そのおかげか、記事の執筆ペースはかなり早い。

あと外国人観光客の個人旅行が解禁されて、新型コロナワクチンの4回目接種も始まって、どうなるかまだ分からないが、空気的にはコロナ禍はもうすぐ終わりなんじゃないかという期待を個人的には今持っている。

しかしここのイオンモールの屋上駐車場は、何故かまだ封鎖されたままだ。屋上に上がっていく自動車のスロープは、入り口の手前のところでバリケードで封鎖されている。まあこれまでこうやって期待を持っておいて、また感染再拡大というのを今までも繰り返してきたんだから、用心しておくに越した事は無い。いい加減終わって欲しかったりするが。慣れたけどそれでも息苦しいし。

余談が長くなってしまった。現在のこの機動執筆装備の思わぬ利点は、めちゃくちゃ集中できて執筆ペースが上がるという点だ。実際もう1時間は連続して集中してこの記事を書き続けている。これはスターバックスに入り浸っていた今年の6月や7月の時よりも集中できていると思う。家でもこれで記事を執筆した方がいい気がしている位だ。

パソコンであれば大画面と便利なOSの機能のおかげで用意に複数ウインドウで作業が出来る。しかしそのせいで、ユーチューブ動画とか他所の記事とかを見始めて一切集中出来ていない事も多かった。携帯電話は、逆に画面が小さいせいで集中できないし、関心を引いて集中を削ぐ通知が来るし、すぐに他のアプリやタブに切り替えられてしまうから、記事執筆様式としては今の自分にはあっていないと考えている。

それらの問題を解決してきたのが、この機動執筆装備だ。ファイヤタブレットはそもそも入れられるアプリの数が多くないし、小窓表示は出来るがアプリ分割は出来ない。そして持ち運びにも適した適度な大きさの画面。そしてそこにキーボードとマウスを組み合わせるというのが、集中できて持ち運びしやすい、自分にとっては最高の記事執筆環境なのだと気づいたのだった。

総括

まずこの記事をこの機動執筆装備で執筆してみた感想としては、取り敢えず成功である。キーボードやマウスは買い換えるだろうが、この組み合わせを「第一号機動執筆装備」としておく。将来的にはサーフェスゴーや、iPadと純正キーボードの組み合わせと言ったものへ移行していくだろうが、集中できて気軽に持ち運びしやすい「機動執筆装備」をこれからも考えていきたい。
都樹れいや

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