クロームブックと各種タブレットの違いまとめ【雑記】


ユーチューブやブログ記事を閲覧するのに携帯電話を使っている人が多いと思うが、長時間没頭して楽しむには物足りないこともある。そこで広く有名なタブレットと最近知名度が向上しているクロームブックを比較してみることにした。どちらを買おうか自分自身も悩んでいるので少しばかり見て行って欲しい。

クロームブックとは?


学校でも導入され最近は地方の家電量販店でもよく見かける様になったのがクロームブックだ。しかしまだ一般消費者にとっては家庭や個人で導入してる例は少ないし、正しく理解できている人もネット上で見る限りそこまで多くなさそうだ。

クロームブックは米グーグル社が開発した基本ソフト(オペレーションシステム)を搭載したパソコンである。クロームブラウザと対応したアンドロイドアプリを動作させる事ができ、ネット閲覧や動画視聴程度であれば処理性能をそこまで要しないので安価な端末でも実用的に使用できる。

セレロンCPUを搭載した物からCore i7 CPUを搭載したWindowsパソコン並みの端末もある。『高価なクロームブックは意味が無い。安いからオススメできる。』という意見も聞こえるが、他のパソコン同様高ければその分快適になるし安ければそれなりである。自分が高価な端末を買うならグーグル純正の『ピクセルブック・ゴー』辺りを買うだろう。

アンドロイドタブレットの利点と欠点について

それに対して同じ米グーグル社が開発しているのアンドロイドOSを搭載しているのがアンドロイドタブレットである。筐体自体は中国製の物が多く、非常に安価な物が多いので経済的負担が少ない。

パソコンはキーボードの使用を前提とした構造になっているのに対し、画面だけの本体にキーボードをくっつけて強化する事が多いので文書作成などの生産性は落ちる。

しかし動画視聴等娯楽目的に限定すれば、キーボードという自立するが空間をとるものが無いので気軽に扱え楽な体勢で使用できる。コンテンツ消費に関してはクロームブックより優位性があるだろう。

iPadの利点と欠点について


現在タブレット市場の中で一番売れているのが米アップル社製タブレット『iPad』シリーズだろう。ブランド力に見合った高品質な筐体と誰にでも扱いやすいソフトウェアを備えた最強のタブレットだ。

現在は最新技術を詰め込んだ高級機種から3万円台で購入できる安価な機種まで幅広く展開している。最初は安価な機種を買って様子見し、毎日使いこなす様な愛用者になったら高級機種を買ってみてもいいかもしれない。

特にアップストアには画像編集・作成アプリや動画編集アプリなどクリエィティブな商品が多数存在し、生活を変えてくれる様な存在にもなるだろう。しかし、ここでタブレットの欠点も見えてくる。それは板状の端末ゆえじっくり長時間行う様な作業に向かないという事だ。

キーボードを後から買って文書作成をしようとすると数千円から数万円のキーボードを別途購入する必要がある。iPad本体とクロームブックが同じ位の価格で購入できることを考慮するとこの差は大きい。文書作成を中心に活用することを考えている人には向かないかもしれない。

クロームブックに手を出して後悔しないために

事前に収集していた知識量が少なすぎたり情報が古かったりすると『想像していたものと違う』となって満足度が下がってしまう。家電量販店を訪れて実際に触ってみたり、国内外のレビュワーの動画を見てみるといいかもしれない。

まずクロームブックの中核はクロームブラウザであり、その上で動作するサービスに限れば使えなかったとなる事は無い。『アンドロイドアプリの動くパソコン』という見方をしていると、ゲームや高負荷なアプリを動かそうとした時に不満を抱くことになる。

また、それぞれのクロームブックには保証期限があり、この保証期限を過ぎるとサポートを受けられなくなってしまう。よほど古い機種でない限りは先に電池の寿命が来るのでそこまで気にしなくてもいいとは思うが、期限を超えるとセキュリティ上の問題が発生し最新機能が使えなくなり、実質寿命を迎えた様なものなので特に気をつけたい。

【まとめ】どれか一つを選ぶなら?

自己投資の面や生産性を考慮すれば自分はクロームブックを選択する。ブログ記事や音声放送(ポッドキャスト)の原稿を作成する機会が多いので文書作成のみに焦点を当てて活用する様にすれば安価な機種でも十分満足のいく資金の使い方となるだろう。

しかし実際は動画視聴など娯楽に割く時間も多い。アンドロイドタブレットであれば大画面かつ高解像度な領域を分割して、動画視聴しながらウェブ閲覧するなどマルチタスクもクロームブックよりし易い。

iPadは生産性が中途半端なので購入しないが、アンドロイドタブレットとクロームブックであればどちらを買っても後悔はしないだろう。
都樹れいや

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